繊維の表面を椿油でコーティングし、髪の毛でいう”キューティクル”を保護します。 これにより染料の流出を抑え、縮みや型崩れを防ぎます。 家庭のお洗濯でしばしば起こるトラブルがありません。
衣服に機械の力を入れる前に、ツバキオイルで繊維をコーティングしスケール(キューティクル)が絡み合うことを防ぎます。また、乾燥方法もハンガーに吊るして衣服を動かさない静止乾燥を行います。これにより、縮みや型崩れが起きないようにします。
色落ちは、染料が生地に付く力(染色堅牢度)と、洗剤の性質(ph)によって起こります。
ツバキオイルは繊維を保護して染料の流出を防ぎますがそれだけでは防ぎきれません。そこで人と地球に優しいクリーニングの一翼を担っているEM(有用微生物)が色泣きを防いでいるのです。EMは発酵によって作られるため酸性です。これを椿あらい洗剤に投入することで洗剤の性質を弱酸性にします。洗剤の性質としてphが酸性になると色が泣きにくくなります。